※この記事はB’s-LOG 3月号のネタバレを含みます
○ 意見聴取票
ティレルの答えたゼンのいいところ
これは冗談でもなんでもなく本心なんだろうな
そうなるとクライオスにあれほどツンケンする理由もおのずと分かってくるのだけど、
それについて彼は自覚があるのかどうか
この質問にクライオスの隣で答えているのだとしたら、きっと自覚はないのだろうと思います
(知られたくないだろうから)
○ SS
こんな仲睦まじくしているのに、最後の最後にティレルの名前を出されるなんて
普通の乙女ゲームだったら考えられないというか(そもそも構成上起きることがない)
当然彼女に悪気はなく
壮絶な裁判のあとに迎えた朝、ティレルに慰められたことも大切な記憶の1つで、
振る舞いの片鱗にクライオスが透けることもある
友人という立場から見聞きしたものも、たくさんある
全てを知っているという幸福と
全てを覚えているという不幸は、
きっと彼だけのものなのだろうと思いました
タイトルの『愛しきチャリオット』は黒人霊歌から
Swing Low, Sweet Chariot
https://www.worldfolksong.com/songbook/spiritual/swing-low.html
静かに揺れる 愛しのチャリオット
僕を迎えに来る
故郷へと運んでおくれ
もし君が先に着いたのなら
僕もすぐに行くよと伝えておくれ
最も人生で輝かしい日とは
神が全ての罪を拭い去ってくれたときだ
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SS連載は今月でおしまいです
皆さまのおかげで、楽しい4ヶ月を過ごすことができました。ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします